皆様 明けましておめでとうございます。
早いもので1月ももう半ば ホームページにお越し頂いた方にご挨拶もせぬまま半月余りがすぎてしまいました。
歌い手にとっても年末年始は繁忙期 多くの行事にお声を掛けて頂き目まぐるしい日々が続きます。新年の行事はまだ残っておりますが 少し落ち着いてまいりましたので取り急ぎご挨拶申し上げます。
さて 2014年元旦の夜は新月で幕を開けました。新月というのは月と太陽が重なった時 夜空には月が出ていない状態を指しますが現代的な定義では陰暦の朔(さく)と同義であるとなっています。
朔の瞬間を含む日を朔日といい 朔日を月の始まる日「1日」とする。月の始まりは「月立ち(つきたち)」が転じて「ついたち」と言うため 朔日は「ついたち」と訓読みし 「朔」だけでも「ついたち」と読むそうです。
新月の日は新しい物事を始めるのに良いとされています。今年はまさに1月の1日が「月立ち」でしたが 驚くことに朔の時間は20:14だったということです。
ただこれは陰暦と太陽暦をないまぜにしたドラマチックな数字の偶然ですが 月を基準としていた陰暦ではありえなかった 満月や新月の晩がひと月に二度訪れるということが 太陽暦では希に起こるのです。
そして 1月にはもう一度新月の夜があります。次回は1月31日 今年の旧正月ですね。
お忙しくおすごしで 元旦に今年の目標を立てられなかった方々もこの日にあらためて考えてみてはいかがでしょうか。私も
新しい何かをこの日から始めてみたいと思います。
それでは皆様 今年もどうか宜しくお願い致します。
温井恵里香
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